2022.01.31 お役立ち情報
愛犬のココアちゃん(9歳)が体調不良で食欲を無し、下痢が続き
地元獣医さんで診察していただいた初期診断では体調不良、とだけで点滴と下痢止めのお薬をいただきました
下痢は若干改善されたものの、その後も食欲が無く散歩もおぼつかない歩き方で今までと様子が激変、
『これはおかしい!』と思い、25日(火)に以前一度だけお世話になった動物病院さんに再診察していただくことに…
血液検査、レントゲン検査、エコー検査の結果…
『子宮蓄膿症』
すぐにでも手術が必要という事で子宮全摘出手術を行うことになりました
事前説明では血液検査の結果から血小板が通常よりも病的に低く(通常は上限73万程度、ココアちゃんはわずか12万)
で切開して後、止血ができずそのまま亡くなることも覚悟してください、との事でした。
翌日26日(水)の12時から手術開始
甲子園と淡路島なので25日に入院してからは電話でのやり取りとなり凄く不安な状況でした
入院後、ココアちゃんとの別れ際、なぜか診察台の上にお座りしてジッと僕の顔を見つめ
動こうとはしないココアちゃんの姿がどうしても脳裏から離れず、もしかして
『今までありがとう、みんなによろしく伝えてね!』
そういう風に悪い方へイメージが働いて、たぶんあれが精一杯のココアのラストメッセージだったんだろうな、と
帰りの運転中の車内で覚悟を決めました
そして翌日26日14時にドクターから
『無事、手術は成功しました
ただ、ここから体力が戻るかどうかは個体差があります』
と術後の連絡が入りました。この時点で少し安堵感がありましたが、ここからが本当の闘いが始まるので
まだ安心はできませんでした
そして手術後の17時頃、ドクターから
『呼吸が早く、目は開けてますが横になったまま立ち上がろうとしません
生存確率は50%です』
『やはりか…』
悪いイメージが徐々に現実味を帯びていく、暗黒の螺旋へと突入
血小板が少なかったせいで出血が多く、同じ手術でもリスクが大きかった…
そのこともドクターから事前説明があったので覚悟はしていましたが…
翌日の27日(木)は休診日でドクターも朝一様子を見に行って状況をお電話します、とのことでした
恐らく今夜が峠、だと私も含めドクターもそう思っていたに違いありません
そして運命の27日午前8時、一本の電話が…
『泊さん、本人が立ち上がり鳴いてます!体調も回復傾向です!
これはココアちゃんが生きたいという気持ちが勝ったということです!』
あの無言のメッセージは
『必ず勝つから迎えに来てね!』
だったということを、この時点で自分の思い違いだったこと、
メンタルが弱かった自分の不甲斐なさをココアに身をもって思い知らされ、学ばされた瞬間でした
そしてドクターからの報告を聞いたとき、淡路島から遠く離れ、ひとりボッチになったココアが寂しさと病魔に打ち勝ったと確信、
涙がこぼれました…(少しだけですよ!少しだけ!!笑)
『最高を望み、最悪に備えよ。』
これは有名なイギリスのことわざで僕自身の昔から変わらない座右の銘です
つまりプラスかマイナスかの結果を同時に想定して動く、考える、という意味なのですが
生存確率が50%と言われながらも今回はマイナス面に大きく引っ張られてしまいました…
本当に不甲斐ない、自分の弱さを痛感させられました
ドクターから
『ココアちゃん、あんまり食べないんですけど病院食だからですかね…』とまだ食欲が戻っていないことも報告を受け
日頃、甘やかせてるからかな、と反省しましたが夕方の連絡では
『ココアちゃん、ご飯をあげて食べてくれないんですけど、
私が用事で少し離してて戻ってきたらエサ入れが空っぽでした』
喰うんかーーーーい!!(爆笑)
さすがココア、関西のノリを忘れていませんでした(産まれは名古屋ですが)
金曜日の午前に迎えに行き、無事退院することができました
生存確率50%を克服したココアちゃんの生命パワーに感服…
というよりやはり、選んだ病院が正解だったと心からそう思いました
ペットの病気でお困りの方はぜひ一度ご相談されてはいかがですか?
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本当に優しいドクター、大変親切な受付の方々、この度は大変お世話になり心から感謝しております
大切な家族の命を救っていただき、誠に有難うございました
朝夜と通い込んで御祈願させていただいた南あわじ市賀集八幡神社に無事、退院報告が出来ました。