釣果速報

止めて釣るタイラバ

2022.04.18 お役立ち情報

結構質問されましたので『止めて喰わすタイラバ』について
イメージ作成してみました
タイラバ芸人のなんちゃって裏ワザをご紹介します笑

間違えて欲しくないのが「止めて喰わす」とはヘッドをボトムにステイさせて喰わす
今大流行中の『スイッチ』の類と全く違います

下手なお絵描きですみません…笑

図のように、タイラバをボトムから切って、少し上げた場所でふわふわさせて喰わす釣り方
ヘッドをアンカーのように打ち込んでネクタイだけをフリーに浮遊させる『スイッチ』とはまったく違う釣り方ですね

いわゆるボトスト(ボトムストローリング)をやっているワケです
(リーリングをしないボトスト、または自然流しのゆるふわトローリング、かな)
やり方はヘッドをボトムに着底させた後、ハンドルを数回、回して水深を固定、
ロッドのティップ(穂先)をゆっくりアップダウンさせます
この間、ハンドルは触らなくてOKです(僕は空いた片手でスマホなんか見ることもあります笑)
潮流があれば船が流れていますのでボトム付近をふわふわ泳ぐタイラバは場所を移動させ、ほぼスパイラルになりません
(この潮流の速度が凄く難しいんですけどね…)

タイラバはヘッドが着底した瞬間に見切られることが多く、間髪入れずにピックアップすることで
リアクション、喰わせのスイッチを入れていくのが基本的な釣り方だと思っています
このタイラバボトストはそれとはまったく真逆の釣り方で、ボトム付近をホバリングやゆっくり浮いている真鯛に口を使わせる釣法

図のようにボトストをすることでネクタイが常に上下運動や波動を出し続けることで食わせの『間』を絶えず生み出している、
そんなイメージで使えば楽しいと思います


※撮影、森田兄さん

動画はボトストで食わせた真鯛
サイズはイマイチでしたがその瞬間を森田さんがバッチリ撮影してくださいました
(Go-pro買おうかな…笑)

片手でロッドをふわふわさせて喰わす、これが止めて喰わすタイラバ、という意味ですね!
気を付けないといけないのが、ボトストで食わせると少しフッキングをゆるーくスイープ気味で入れた方が良いです
スパイラルで巻き上げ中に喰ってくる場合は魚の反転も相まってフッキングはほぼ入れなくてもOKですが
ボトストはそもそも巻き上げの動作は一切していないので、そこは十分、お気を付けくださいね!

これからイワシが廻ってくるまで大活躍する釣法ですのでぜひお試しください!
(僕は魚探見ながら操作するのでほとんど大丈夫ですがボトム変化での根掛かりにもご注意ください)