2022.06.17 お役立ち情報
今日はリールのお話
特にタイラバでどんなリールが良いですか?
とよーーーく聞かれますので軽く僕の思うタイラバリールについて
先ずはベイトリール初級編
個人的な見解も交えてのお話(あくまで個人的に笑)なので
興味の無い方は完全スルーでお願いします笑
タイラバではベイトリールを多用すると思いますが
僕が使うベイトリールの考え方について
みなさん良くデフォルトのハンドルから色んなタイプに換装してると
思いますが颯綾丸的にはハンドルは
①感度重視 ②トルク重視
この2点だと思っています
鳴門海峡では潮流が速いエリアが多く、水深120m等の深場ポイントでも
底潮が速くタイラバの巻き上げに一苦労された方もいるはず
そこでハンドルはトルク重視の『ロングタイプ』にすることで
巻き上げがいっきに楽ちんになります
画像のリールは2009年に発売されたABUの初代REVOオーロラ
ハンドルを130mmにチェンジして深場用にカスタムしています
(若干、ドラグもいじってます)
深い場所ほど感度が必要とも思いますが効率を重視してこの仕様にしています
ただ感度を上げるテクニックもあるにはありますがあまりオススメできません…
それはリーダーを30~50㎝にすることでライン感度を上げる、というもの
本来、PEとタイラバを直結することが一番感度が良いワケですが根ズレ等もありますので
そうもいきません
そこでリーダーを短くする、ことでライン感度を上げる、というテクニック
(PEとリーダーの角度のつき具合も変わるんですがその話はまた別の機会に)
逆にハンドルを短くすることで感度を上げる、鳴門では水深50m以浅ではかなり有効
90mm以下のハンドルなんかが良いと思います
ハンドルノブに関してもコルクやシリコンコーティングされているものより
チタン製や金属系のもののほうが感度は良いと思いますが
僕はすっぽ抜けをよくやらかすのでシリコンコートのノブを多用
(オーロラ装着のハンドルは金属ですけど笑)
つまりハンドルの長短で感度重視か、もしくはトルク(巻き上げパワー)重視か、
に使い分けるとより快適にタイラバを楽しめると思います
リールのボディの材質でも感度はもちろん変わります
アルミなどの高強度籠城型が感度が良いと思います
巻き上げててたまにボディが「ぐにゃ」っと潰れるような感触があると
巻いてて安心できない、と言いますか個人的にはあまり好きではない、というのもあります
ただ、いくら高強度でも300gを超えてくると今の時代、重く感じてしまうようになってしまいましたが
(昔はそんなの普通だったんですが・・・笑)
軽さ重視なのか、巻きの安定性を求めてやや重いものを使うのかはお好みだと思います
この違いが釣果に差が出るか、というとまったくそうは思いません
とにかく巻いてて楽しい、ストレスが無い、というのが集中力が増し
それが釣果に繋がる、と個人的には思っています
どんなリールがタイラバに向いているのか、は
『何に重きを置くのか』によって使い分ける、
それがリールを選ぶコツだと思います
僕は全く同じロッドを3本、リールだけ変えて使う、なんてしばしばあります
ギア比、ハンドルの長短、ラインキャパ&太さで使い分け
同じ条件(ロッド)でリールのタイプを変えて使うとそのリールの特徴が
より一層、見えてくると思いますよ!
リールの話をするとまだまだ奥が深くきりがないので初級編ということで
とりあえずこの辺りで…
倉庫に眠ってたABU REVOオーロラ
今もその輝きは美しかった…
使い込み過ぎて傷も多いですが中身を分解し
グリスUPし直して巻いてみると今の最新機種にはかなわないと思いますが
まだまだ巻ける!と思い、急遽投入することにしました
ボディの側面に印字されているサインは大好きな今江克隆プロのお名前
日本人であのABUリールにご自身のお名前を刻印するなんて
新しい天体を発見してジブンの名前を正式名として登録されるぐらいすごい…
(それ以上か…)
そんな大切にしてたリールを海水で使うと錆が心配ですがメンテがんばります!笑