釣果速報

秋のビッグベイティング

2022.10.01 お役立ち情報

水温も低下気味で魚も大喜びするこの季節、
今まで居た浅い場所からミドルレンジ(50mぐらい)に移動する初秋は
魚を探す楽しさと同時にやっぱりビッグベイトが面白い!

そんな初秋のビッグベイティングのセッティングをご紹介
ゲストさまから
「マニアック過ぎてお客さんついて来れないで!笑」とか
「知らない方が良かった…楽しすぎる!」とか色んなことを言われます笑

実際、リザードワーム(トカゲ)で釣れたりビッグタコベイトで釣れたり…
真鯛っていったい何考えてるの?と思いますよね!

真鯛はずばり『雑食性』の魚

カニ、エビは当然のことながら、イワシ、アジ、イカナゴ、ヒトデやアサリ、タコ、クラゲにタチウオなんかも普通に食べちゃいます
恐らく真鯛なりにチョイスはしてるとは思いますが(トカゲ食べるけど笑)その中でもシーズナルパターンを理解して
狙っていくと真鯛との接触率が格段に上がるのも事実

つまり食べてるエサのシーズナルパターンを理解するのが最も近道で、更には使ってて楽しいタイラバであれば
言う事なし!ですよね!

初秋の鳴門ではタコも終わりかけていよいよイカ襲来の季節
もちろんイワシやアジもいますがタイラバで表現できる範囲ではやはりイカかな、と思います
11月になればミミイカを意識した毛糸の疑似餌を使って漁師さんたちも真鯛を狙い始めます

プニイカ等の小さいサイズのワームでも当然釣れますし、普通のネクタイでも問題なく釣れますが
一発モンスターを狙うのであればやはりビッグベイトは外せません

そこで僕なりのタックルをご紹介

まず、ロッドはレッドフリップMHがどうしても良い仕事をしてくれますので外せません
リールは正直、ギア比含めさほど気にしなくて良いと思います
重要なのはロッドとフック、この二つ

そのフックは僕の場合、ビッグベイト用に3本フック仕様にしています
がまかつサーベルポイントL×3、恐らくこれが終着点のシステム

そして肝心要のビッグベイトは…

6インチのタコベイト、更にカラーはイカに似せたクリア系
ある人から『エロ過ぎる』と言われましたがそこがイイ!笑
このベイトを使う上で僕が一番気を使ってるのが
タコベイトの頭の穴にはシーハンターではなくフロロリーダーがベスト、とう点
使ってるとラインを通す穴がやや緩くなってきますの細いリーダーを通す事で
少しでも穴の緩みを防ぐ、というのが狙い
シーハンターが穴に擦れると破損しやすいイメージですね
それからカラーについては夏場はタコに合わせて赤やコーラが良く釣れましたが
秋からはクリア系、これは毎年のローテーションです

これがイチオシの6インチワーム

恐らくスイミング姿勢を見せたい動画だと思いますが僕の場合はフックは3本
ラインはPE0.8号にリーダー3号が急に襲ってくるイッキ喰いのモンスター真鯛にも対応できるので安心です
僕の場合、乗せてからアワセを入れるのではなく、アタッた瞬間にフッキングを入れます
このフッキングを入れる、と言うのはロッドを思いっきり立てると思ってる人が意外に多いですが
僕のいうフッキングとはアタッた瞬間『手首にイッキに力を入れてロッドが傾かないように固定する』という事です
これでフッキングを完了させてしまうロッドがタイラバロッドに絞ると今のところテンリュウレッドフリップMHかな、と思います
僕は魚がアタるまで普段の巻きは手首がゆるゆる、全然力を込めてません
下手すれば微妙にロッドが上下しています
よくゲストさまにも言われますが巻き方が変則が多く、等速巻きをやろうと思えばできますが
ほぼほぼ変則回転させています 僕は真鯛は等速巻きが一番釣れる、とは一切思っておらず、
むしろ『魅せ方』が最重要だと考えています もちろん等速巻きも『魅せ方』の一つではありますが
変則巻きもそれなりに喰って来ますしネクタイの特徴に合わせ海中でどう動いてるか、どう動かしたいか、が
ルアーフィッシング本来の楽しさだと思っています

海底から巻き上げで約10m前後が射程距離だとすれば、そのたった10m以内でルアーを演出しないといけません
どう演技させるか、そこに全てがかかっているわけです

ルアーが役者だとすると振付け、演技監督が釣り人、
真鯛が観客なわけですね!(意味不明)

これ以上書くと怖くなる人もいると思いますのでこの辺で…(笑)