ビッグベイティング、アワセ動画

2023.07.26　お役立ち情報

皆さんこんにちは！
今日は大阪の友達に魚を頼まれてましたので
走行時間合わせて、3時間ほどタイラバしてきました

最近、ガイドでも多いビッグベイティングリクエスト
特に『アワセ』をどうして良いかわからない、という質問が
かなり多いのでクール便フィッシュ捕獲ついでに動画撮影してきました

僕の場合、何度も書いてますがまずロッド選択が最重要で
その後にフック、この2点さえ押さえておけばある程度、掛けれるようになります

今日はバイトが本気食いが多かったので即アワセ入れてますが
送り掛けもかなり重要です

ドラグはフルドラグ、理由は今日はロープロファイルのジリオンSV-TWを
使ってたからです　このリールの最大ドラグが『5㌔』
これははっきり言ってこの釣りには少し弱いです
ですのでガチジメしてても大鯛や青物には確実に出されますので
フルロックでもまったく問題なしです
普段、ノセる釣りでいわゆる「チキンドラグ」と言われる
ゆるゆる設定とは真逆の『超攻撃的な掛ける釣り』
鬼アワセで太軸フックを貫通させるのが狙いなのでガチジメで全く問題ないです

動画を観ていただければわかると思いますが
アタリが出てからロッドをほぼ垂直に立てながら
太軸フックをじわじわ食い込ませています

そこまでシャープではなく、ややスイープ気味に、魚を担ぎ上げるように
魚の反転のタイミングで先ず2発、その後予備で1発入れています

掛けた瞬間、ロクマルあるかな？と思いましたので
ガチジメから少しスタードラグを緩め、ラインブレイクを防いでいます
慣れれば頭の振り方でだいたいのサイズ感がわかるようになります

テンリュウレッドフリップRF6102B-MH/DK（もしくはRF642B-M/VDK)が
圧倒的にこの釣りに向いていますね！
松本さん、なんという掛けロッドを生み出されたんですかホント…
こんな最高なロッド、まず他にないです
このロッドに出会わなければこの釣りができなかったので
テンリュウ様、松本さんに大感謝、本当に有難うございます

リールはお好みで良いと思いますがよく滑るリールは使えませんので
ご注意ください（実際、表記の最大ドラグ設定がウソのように
足りないリールもありますので笑）

フックはがまかつサーベルポイントLもしくは…内緒！笑
とにかく伸ばされない、かつ良く刺さるフックが重要です

次にゲストの方に説明しても『？』な指ドラグについて
ビッグベイティングのみならず、タイラバでは嬉しい外道が良くかかります
特にこの時期の青物、中でもブリクラスになると高水温期で超活性ですので
とにかくレーシーで走りまくります笑
太軸フックにすることでフック伸びを抑制してこれらの外道を釣り上げることも
可能になります　タイラバはラインブレイクすると高額なタングステンヘッドが
自動的にロストする仕様ですので出来る限りファイトして獲りたいですね！

3発、スイープ気味にフッキングを入れています
その後のドラグサウンドを良く聞いてください
ドラグ音が途切れ途切れになるのは指ドラグを追加してるからですね！
スプールを親指で押さえることで魚の糸出しを抑制しています
ドラグ最大5㌔だと既に機能が崩壊しますので追加ドラグとして
親指でスプール回転を抑制していきます
『糸出しを抑える＝ランディングまでの時短＝捕獲率』
僕は釣りは捕獲するまでの時間が短ければ短いほど釣り人優位の状況が作り出せる
と思いますので積極的に攻めています
最大ドラグ5㌔のジリオンSV使ってますが笑
やっぱりロープロファイルのリールはフッキングしやすいんですよね、構造上
リールをパーミングで包み込む際に親指がリールシートに近ければ近いほど
トリガーに掛けている薬指や中指に力が入りやすい
しかも少しの握力とリストにかける力でフッキング決まりますから
この釣り方は、やはりロープロファイルに軍配が上がると思います

次は魚の釣り分け動画
解説後に狙ったボトムフィッシュが釣れています
これはタコベイトの特徴でもある『スナッグレス効果』（根掛かり回避効果）
をフルに活かした釣り方でぜひ一度やってみていただきたいテクニックです
タコベイトはフックがボディ内部にあります
魚が喰ってきた時に足や頭の部分が噛み潰される際にフックポイントが
口周りに刺さる、オフセットフック「もどき」の仕様でもあります
経験上、タコベイトが根掛かりして奇跡的に回収できた際、
フックポイント（先）をチェックすると鈍ってない事が多いのは
ヘッドが磯などの隙間にスタックしてる場合が多いからと考えています

ですので思い切ってストラクチャーに着くボトムフィッシュを攻めましょう！
（自己責任で！笑）