釣果速報

そろそろスタンバイ、鳴門タイラバ

2024.02.28 お役立ち情報

いや~爆風続きで出船中止に追い込まれて
モチベーション、ガタガタです…笑

実はテンリュウ様のレッドフリップ、プロトのロッドテストで3日間、仮押さえしてたのですが
全て流れるという…正直、ロッドテストというより松本さんとのフッキング合戦を楽しみにしていただけに
ものすごく残念><

フッキングと言えば通常のネクタイで細軸フックを使用している場合と
ビッグベイティング、タコベイトの太軸フックでのフッキングの仕方がそもそも別物

シャープに振り抜くワンフッキングの細軸、スイープ気味に振り抜く太軸
針の種類でパターンが変わります

細軸フック使用の場合、ロッドが柔らかければ柔らかいほど振り抜き幅を大きくシャープに、
その逆で硬めのロッドはブランクスの張りを活かして小さくシャープに振り抜く

僕の場合、レッドフリップで言うならULが前者、Mが後者のイメージで使っています
Lはその中間的な位置づけ
このロッドは『乗せ』、『掛け』に分類されていますが正直、作った方が作った方だけにどうしても
『掛け』で行きたくなるのが個人的な心情です笑

MHに関しては恐らくレッドフリップの全機種中、一番理解されがたいロッドだと思いますが
いえいえ、これがまた別ジャンルといいますか、無くてはならないロッド

正直、他の機種に比べると振り抜いたときの『抜け感』はロッドの特性上、やや劣ると思いますが
一度魚を掛けてしまうと僕の場合、バラしたことがほぼ無い、一番捕獲率の高いロッドです

その理由は『太軸』フックを使用する専用機種、として個人的に位置付けているからでもあります
太軸はとにかく、一度食い込ませるとなかなかバレにくい
MHでフッキングが決まった瞬間、既に勝負がついている、と言っても過言では無いです

『タイラバってフッキング必要あるの?』と良く聞かれますが正直、
ソリッドロッドと太軸フックとの相性は最悪も最悪、
過去何度バラしたことか…
忖度抜きにしてフルチューブラーであるレッドフリップ、特にMHによる捕獲率が実釣でダントツNo.1です
MHの射程範囲は50m以浅、と説明があると思いますがシャローエリアでのドテラビッグベイティングで
右に出るロッドは無いんじゃないかな…と個人的には思っています

テンリュウの梅田さんも明石でビッグネクタイを使用する際はMHを多用しているとのことで
喰い込ませ重視、ロッドのトルクで魚を掛けたいというイメージで使用されていると思います

現在、梅田さんはレッドフリップの新機種通称『ナナナナ』(笑)7ft7in(恐らく長さは固定?)のテストで
松本さんにアドバイスを頂きながらロッドに魂を込めて行ってます
完成が本当に楽しみなロッドで今からワクワクしますね!

正直、ロングロッドってかなーり味付けが難しいんじゃないかな、と個人的には思います
長くなれば長くなるほど、どのセクションでどう魚の引きを支えるか、低弾性と高弾性、
バットはCNT固定だと思いますので強靭なリフト力は約束されていると思いますが
ブレンド(味付け)が想像を絶するほど難しいかも…
7ft以上のロッドで死ぬほど魚(特にバス)を掛けてきた時期もありますが
気に入らなければ一瞬で誰かにあげるか売るの繰り返し笑
ただ、ロングロッドの最大の利点は緩やかなストロークで乗せて波のうねりに強い、という点
長い分、ロッドがうねりを吸収して巻きのバランスが崩れにくく、等速巻きに適しているというのが持論です
あとは釣り船の釣座が高い状態で船底に流れ込むドテラでのロングロッドは底擦れ回避と、いなし易さがあります
ただ、ロングロッドはフックの特性でかなり左右されるという点は注意が必要だと思います

フックと言えば間もなく開幕されるビッグベイティング
マグロのトローリングで使う8インチのタコベイト(業務用)、これに装着できるフックは本当に限られる
具が大きくなればなるほどアピール力は高まるがそれに適合するフックのサイズが必然的に大きくなる
フックは大きくなればなるほど太軸化するので腰の抜けたやわいロッドでは最初のバイトを弾く可能性が
ものすごく高くなる

太軸フックで鯛を釣る場合、自然にこうなりました、のフッキング
何度も何度も試行錯誤して、弾かれたりすっぽ抜けなどのミスを繰り返していく中、
これまた自然にレッドフリップ一択、となりました
単に乗せるだけなら優秀なロッドは他にもあるでしょう
ただ瞬貫やスイープで掛けに行く超攻撃的な釣りでのロッドは他に無し
『釣れた』のではなく『釣った』という釣り人の自己肯定感、満足感を満たしてくれるロッドは
レッドフリップ以外、なかなか見当たりません(〇〇〇さんの『Kタイプ』は別格ですが)

ちょっと話が脱線しますが正直に白状しますと、もう普通に釣るだけなんてとっくの昔、10年以上前に飽きてるんです笑
普通に釣るだけなら太鼓の丸型リール使いますしわざわざ強引にロープロファイル引っ張り出しません
性能の良い世界最高峰のオシアシリーズ、ソルティガを使えば事足りますからね!
丸型とロープロではフッキングの際の『リストの可動域』が格段に変わるので僕がロープロを使う理由はこれ一択です
シルキーな巻き心地は集中力や手感度に直結するので非常に大切なことだと思いますが
僕の場合はあくまでフッキング重視で次にドラグ性能、この2点です
これを満たしてくれるのであればどこのメーカー様でも優先的に使いますし使って来ました
丸型も使いますがロープロ使用率がどうしても高くなります
ただ某リール、丸型だけど超絶パーミングしやすかったしこれ、キテるな!と思うリールがありますので
それはまた別の機会にご紹介したいと思います

モンスター遭遇率が高くなるビッグベイティング、鳴門タイラバまもなく本格シーズンイン!