2021.11.13 お役立ち情報
現在、鳴門海峡はまだまだ海水温は高いものの、明らかに真鯛の捕食ターゲットが変わってきています
実際、釣った真鯛が何を吐いたか、胃袋に何が入ってたか、これをお伝えします!
まずよく吐き出すのは何といっても『イカ』
大きさにして5㎝未満のものが多いです
そして胃袋を開けたらドン引きするぐらい『カニ』が入っていることが多いです
つまり真鯛は下を向いている事が多く、秋~冬にかけてのパターンとなってます
カニは1㎝ぐらいのごく小さいサイズでパンパンに喰ってることも多く
海底をついばんで補足しているということになります
この真鯛はサイズこそ小さいですが根掛かりして外した後に喰ってきた魚
根掛かりしやすい場所には当然ながら、甲殻類がついていることが多いです
夏と違ってベイトを追いかけない真鯛も増えてきており、そういった場合はやはり
スローに巻くのがセオリー
実際、活イワシの落とし込みでもほとんど真鯛は喰ってこず、元気な青物やヒラメ、サワラが中心になっていることから
真鯛は別動隊で動いている可能性が大です
サイズにもよりますが群れで動いているのではなく単発で底を見ながらウロウロしているイメージです
小さいサイズは同じ場所に固まることが多いですがデカいサイズほど単発、しかも場所を発見するのがなかなか難しい状況
昔から秋は魚が散る、とはよく言ったものでこの魚たちを発見して掛けていくのがタイラバの醍醐味
『イカ』『カニ』をイメージしながら工夫すると一枚でも多く釣れる可能性大ですよ!
あとはカーリーなりストレートなりをじっくり底を舐めるように丁寧に巻くことがポイントですね!