昨日、ここで挙げましたレッドフリップMH緊急入院の件…
テンリュウ松本さんがかなりのご多忙の中、ラインで診断結果をお伝えいただきました
結果は
『異常なし』
正直、全く想定してなかった答えに驚愕・・・・
ただプロのロッドドクターがチェックしての答え、これが真実
<タックルデータ>
ロッド/テンリュウ レッドフリップRF6102B-MH/DK
リール/ダイワ ジリオンSV-TW
ライン/ダイワ 紅牙12ブレイド0.8号
リーダー/シーガー グランドマックスFX3号
この組み合わせで
太軸フックを使ってフッキングを入れてます
ただ最近高ギレすることがたまにあったのでこれを僕は
『トップガイドの傷』として認識、経験上もほぼ間違いなし
と思っていたのですが…
テンリュウ様から返って来た答えは『異常なし』
プロのロッドドクターがチェックしての答えに途方に暮れるワタクシ…
ここから松本さんにプロ目線でのフォームチェックや
掛けスタイルについて細かくアドバイスを頂きました
一番の原因となるのがPEラインの強度
画像の様にスイープとは言え、ロッド角度をここまでつけると
ロッドとPEの角度が45度を軽く超えてます…
こうなるとPEの強度がいっきに下方修正されていきます…
ここで選択筋が2つ
①PEライン号数を上げる
②ロッド角度を抑えつつ、ドラグも2㌔以内に抑える
(フッキングを入れた際に少しドラグがジッっと鳴るぐらい
僕の場合、ドラグを出すのが嫌いなので画像のようなフッキングの際、
親指でスプールに圧を掛けてます そうすることでドラグがほぼMAX状態
要はラインの伸びシロ、ロッドの曲がりシロを差し引いて魚が完全にかつがれてる状態…
そうしないとビッグベイティングで使用する太軸フックが貫通しないと思ってるからです
ただこのわずか「2、3秒」でラインがロッド、ドラグに負けてしまうと勝負にも負けてしまいます
結果、魚を傷つけた状態でのラインブレイク…魚にも優しくなく当然、環境面でも✖
PE号数を上げてジブンのスタイルを貫くのか、もう少しマイルドに行くのか…
①にはアプローチの変化というリスクがあり②はロッドが折れず、ラインにも優しいということですね
ここに来てラインブレイクし始めたということは恐らくバスフィッシングでの大遠投からの
テキサス、ラバージグの眠れる過去のフッキングが目覚めてきたのではないかな・・・と
当然、当時はフロロのみでやってましたので50m以上遠投でもぜんぜん大丈夫だったのですが
やはり同じルアーフィッシングと言えど、バス釣りの巻物&底モノとタイラバは似て非なるジャンルだと
改めて気付きました 僕は初挑戦や初心者のゲスト様でバス出身の方には決まって
『スピナーベイトのスローローリングかクランキングのつもりでやってごらん』と言ってます
これは巻き方や速度キープする、という意味合いがありますがフッキングはまた別の話、
バスと同じようにフッキングしても、そもそものラインの特性が違う以上、やはり別の釣り、
当然、ロッドの性質も違います
そして何より肝心なのが『魚の喰い方が違う』という点
口の大きさも違うし性格もまったく違う魚どうしなので基本は同じだけどその上でどう魚に合わせていくか…
まぁでも真鯛という魚は本当に考えれば考えるほど謎だらけ…何十年やってても未だに答えが出ません
これはMonsterBattleまでに決着させて
フッキングマスターも唸る答えを出したいと思います!