2022.07.11 釣果速報
10日(日)は常連の川杉さん、シェフ長谷川さんでタイラバガイド出船
台風の影響でしばらく出れていませんでしたので状況がなかなかわかりずらい…
しかも沖の低気圧で高波うねりは必ずありますので、この辺りも釣りにどう影響してくるか
未知数の事が多すぎて出船前から色々考え込んでいました
鯛サビキで釣れるような小型の群れは外したいので大型に的を絞ってプランを組みましたが…
本命ポイントでウルフが釣れて万事休す…キビレではなく本家のクロダイ…
コイツが釣れたという事は濁りが取れ切っていない証拠
昔から外海勝負なので大苦戦しそうな予感がぷんぷん漂い始めました笑
上手(鳴門大橋から瀬戸内川)に混み合う船団を見てヨダレを垂らしそうになりながら
無難に小鯛そろえようかな…と一瞬弱気になりましたがここで負けたら感動が生まれない!
そう思い、出来るだけハードな地形をチョイスしてイワシの群れを探しながらうろつく
モンスターが海遊の合間に休憩できるポイントを選択
当然、水深は最深でも30m以内
磯もあり、浅い水深だと掛けても横走りする間にリーダーorPEが根ズレする可能性がある
ハイリスクハイリターンな釣りをしようと決断
真鯛は経験のある方ならわかると思うんですが浅いところで掛けたロクマル以上のクラスは
青物と似た横走りをします
デカい真鯛が沖でぷかーって浮いてから船に寄せてネットで掬った経験のある人は最初「何で?」と
思う人が多いですがこれは横走りするから(後はドテラ流しで掛けてもこうなることが多いです、そりゃそうか笑)
プラン通りやってくれましたシェフ長谷川さん
高波うねりの中、あい鯛鳴門ブルピンで難なくグッドサイズ(50㎝オーバー)捕獲
こんなのも釣れますがエリアが間違ってるのではなくただ単に魚の活性が高い証拠
最悪の場合だとコチ、いや、ガシラすら喰ってくれませんから…笑
またまた50UP捕獲
個体サイズは狙い通りですがもう一声欲しいところ…><
活性が上がり過ぎて小鯛(シェフの持ってる40㎝クラス)も好反応!笑
この子らの活性が上がるとなかなかモンスター捕獲が難しくなるのが現実…笑
良いサイズ連発!
あい鯛鳴門ブルピンVSメタリックグリーン(僕はもうこれしか持ってませんので使っただけですが笑)
ヘッドカラーを海になじませ、ネクタイだけを目立たせると好反応、これはもはや当たり前
実は川杉さん。。。謎の巨大フィッシュ(経験上、あの横走りは間違いなくナナマルクラス)に2発、ラインぶった切られました…
ラインの切断面をチェックしましたがリーダーがずりずり状態(磯擦れ)とPEから切断(これも船底か磯でラインブレイク)されました
やはりデッかいのは浅場、しかも障害物の周りをウロウロしていました
この魚たちをどうやって高確率で取り込むかが、この夏の課題になりそうです(毎年そうなんですけどビミョーに着き場変わりますので…)
結果は真鯛×7、チヌ×1、コチ×2、ガシラ×1、エソ×2(笑)の合計13匹で終了
川杉さん、長谷川シェフ、いつもありがとうございます!またリベンジしましょうね!
ちなみにフルソリッドやソリッドティップの乗せ調子のやわやわなロッドを使ってる方は
格段にシャローの磯場ポイントではミスやらかしますのでご注意ください
魚を掛けて突っ込みを楽しんでる余裕なんてありませんので、
その辺りで初めてロッドの使い分けが必要になります
どの釣り具メーカーさんもそうですが「乗せ調子」か「掛け調子」・・・
個人的にはこんなの意味ないと思ってます
問題なのは掛ける瞬間ではなく、「掛けた後の話」
「どのシチュエーションで使うか」が重要なワケで
例えば「シャローストラクチャー用」など、もう少し使い手が状況に合わせやすい説明が必要なぐらい
タイラバアングラーの求めるレベル、クオリティが上がっています
もう少しコアアングラーが納得するものが作れないとタイラバ、衰退しますよホントに