釣果速報

タイラバガイド釣果

2022.07.25 釣果速報

24日(日)は常連の金子さん山口さんのタイラバガイド出船でした

青物が猛威を振るってますがジグ無しサビキ無しのタイラバ限定
若潮で昼から強風という事でしたので太陽が昇ってから2時間ぐらいにピークを持ってきたい
鯛が喰うタイミングは太陽が出始めて海中に光が差し込む瞬間が一番アツいので
それは外すわけにはいかない!とうことで有光層内で手返しが良く、潮通しも良い激浅勝負!

船団は先ず外さないとこの釣りは成立しない…日曜日なので船もてんこ盛りでしたが
一切まじわることなく我が道を行きました!笑

画像を見ていただければわかると思いますが朝日が魚体に反射してます

このデッカイ真鯛も同じタイミング

僕も同じタイミングで

タイラバでの天気に関して重要なのは雨、風も当然そうなのですが
僕の場合、前日夜の状況、当日の晴れ、曇り具合、どちらかと言うと後者を強く意識しています

一日中曇りならまずまずのんびり出船!笑
逆に晴れなら急いで出船しています

潮が変わるタイミングで別の魚が喰って来ればそのエリアは僕の中では
素直なクセの無いポイント、という位置づけです

そのタイミングでホウボウ、これも予想してた中での魚でしたので
「やっぱりか」となり、凄く良い条件だと確信

これも狙い通りでベイトが多すぎず少なすぎず、が今のキーワード
食べ立てほやほやのカニを吐き出したのでこのポイントは外せなくなりました
ベイトが多すぎると必ず青物が居ますしあくまで狙いは真鯛でしたので甲殻類喰いの魚は
そのヒントを与えてくれます

パターンを掴みました
水深20mラインで真鯛が襲って来ます

その後、ヤバい魚を掛けまして…

人類の敗北…笑
あの強靭ながまかつさんの桜幻パワープレイをへし折られました…
完全に想定外、一番予測してなかった事態にかなり戸惑いました
ラインはソルティガ12ブレイドPE0.6号、リーダーはグランドMAX2号、
ノットやラインブレイクの前にフックが折れるという…
つまりバランスの問題>< ここは反省材料、宿題ですね
(あい鯛ピコ子ちゃん、相変わらず可愛い笑)

今回、山口さん絶好調でとにかく捕獲しまくる展開
本当にアプローチから獲り込みまでの動作に無駄がない
〇〇上司とのバロムクロスパワーに圧倒されました笑

良型のガシラ、本当に美しくナイスなガッシーニでした

今回、フッキングミスやミスバイトを5発以上やらかしました…
その原因は後程

潮が変わると素直に違う魚種が釣れてくるので本当に良いポイント
ただこれも日替わりなので長続きはしないと思いますし過去の実績に捕らわれたら
ホゲる可能性も大ですので油断禁物ですね!

昨年、ナナマルUP捕獲の金子さんは今回小休止…
少し海とシンクロできなかったかな
あい鯛ピヨ子ちゃんで

ラストは水深10mを切るぐらいのエリアでデッカイのにラインブレイクやその他、
ガンガンやられました…笑

フッキングが完了しない間に外れる、これはスパイラルな釣り、しかも短距離戦の泣き所

結果、ゲストお二人で真鯛×14枚(リリース有り)、ホウボウ×5本、ガシラ×4匹で終了
今回はゲストさんも次回の為の色んな課題が出た釣行となりました
みなさん大変お疲れ様でしたー!

今回の釣行で既に金子さんは気付いてて、帰港してからその話を僕にしてきたので
正直、「うわ、この人かなりわかってる…ヤバいな…」と思うような事がありました

【ここからは読み物ですので興味のある方だけ読んでください】

水深30mを切る、20mほどの激アサでのタイラバは

①リールはハイギア(これ絶対)
②ロッドはスパイラルガイドでレギュラーテーパー(スパイラルでなくてもOKですが)

この2点

深場を攻めるのに回収が楽なハイギアを使う人が多いですがよーく考えてみてください
これってただの「人間の都合」なだけで「魚には関係のない話」なんですね

浅い所では回収が楽だしローギアでも余裕だしねちっこく巻けるしアプローチもしやすい…
確かにそうですね!
ただぶっちゃけ、これでは夏の激アサの真鯛を相手するには苦労するのも事実
浅いがゆえに
『フッキングゾーン(フックアップが完了するまでの距離)』が短く、
小手先のソリッドティップでは更にディレイ方式でフッキングが遅れてしまうので
最悪の組み合わせになりうる、という点

これを解消するには魚が喰ってからハイギアリールで巻き上げることで
フッキングゾーン内で口を貫通させる。更にはレギュラーテーパーのロッドで
魚が掛かってブランクス全体で魚を持ち上げるしなり、が必要となります
ティップだけが柔らかいロッドだとパワーロスして魚が乗るまで時間が掛かってしまい
フックアップする前に外れてしまう、という負の連鎖に陥ることが多いです
ある程度の水深があるエリアでこそ活きる柔らかティップのロッドがまったく使い物にならないぐらいの
逆転現象が起こります

正直、各メーカーのロッドは20mライン等の浅いエリアでは開発されていないと思っていて
激アサ専用ロッド、なんかも出ていません(たぶん)

ですのでレッドフリップ等のフルチューブラーで魚を竿全体でリフティング
(本当にレッドフリップはパワーロスの無い良いロッドです)
リールはハイギア(1巻き70㎝以上)がベスト
あと、5ftクラスのショートロッドもかなり良いと思います
ソリッドティップ、例えばスパリッドマスター、紅牙、桜幻などのロッドは
『暴れ』が良く出ます 魚が先っちょのソリッドティップ内(最初に曲がる先の箇所)で
バタバタ暴れることが多いという事実
それとは逆にレッドフリップ等のフルチューブラーはほぼ暴れることなくロッドが魚の当たりを吸収して
ムチの様にしなって『抜け』を防ぐロッド
ソリッドティップはどうしても継ぎ目があるので竿全体で弧を描く様なしなりはフルチューブラーには
勝てないと個人的には思っています
一長一短あるのですが…
正直に申しまして僕的には『シマノ炎月』のスパイラルガイドロッドが
タイラバに置いて一番バレにくい竿なのではないか?と前々から気付いています
炎月もソリッドティップですがなぜスパイラルガイドなのか…とすごく気になってたのですが
実はそれは継ぎ目で暴れ、抜けを防ぐためのフォロー処置だと思っています(桜幻はちょっとまた違う)

僕も毎年夏にはフルチューブラーを多用するんですが完全に忘れておりました笑
とにかく浅場の真鯛は掛けたらドラグガチ締めの強気のゴリ巻きが実は理にかなってます
昨日はそれをやり過ぎて…

こうなったんですけどね!笑(2回目登場笑)
フッキング入れれば良いだけやん!って思う人もいると思いますが
20mラインでのロクマル以上の真鯛に対してソリッドティップの
フッキングなんて屁のツッパリにもなりません笑