タイラバガイド釣果

2022.10.17　釣果速報

16日（日）は常連の奥西さんグループ（＋カン太郎）で出船

潮流の変化が乏しく、風もほぼ無風状態で若干の濁り
かなり厳しい状況で2日前からガイドルートを洗い出し
ほぼ変化しないタイドグラフとにらめっこ笑

デッカイい魚が動き出す場所、タイミングを予測してランガン
恐らくガソリンが尽きるぐらい走らないと魚にアジャストできない潮

朝イチは誰もいない秋のドシャロー20mでやる気のある体力のある個体を探す展開

カン太郎君にヒットしたちゃいち～る　めちゃくちゃ癒されましたが
なーんのヒントにもならず＞＜
この魚を見て速攻でエリアチェンジ！

赤のナナマル行ったか！？と最初思いましたが7㌔近いブリトニ～！笑

ビッグベイティングで1日通すつもりだったので青物は予想してましたが
今年一番の猛烈強烈突っ込み！笑
レッドフリップMH鬼曲がりにゲストさまビビってました笑
この魚獲ったのでラインシステムやタックルバランスは完璧になりました
フックシステムもやっぱり間違えてなかったので一安心・・・

その後、ベイトを意識して魚探とにらめっこしましたがこの場所を20分ほどで見切りを入れて
エンジン全開でエリア移動

すると・・・

ちゃいち～る・・・
おかしいな、と思いビッグベイトを変則巻きすると・・・

やっぱり居ました！笑　あい鯛ビビットオレンジにメガ６の超変則巻きで
口を使わせるテクニックで捕獲

着き場がわかったのでしばらくこのポイントに居座ることにして
流し方を工夫しながら狙っていくと・・・・

出ました、これぞ正真正銘、鳴門モンスター！！
目押しで確実にナナマルUP！！

もちろん、上野さん自己最長記録！

いや～これが居る、とは思ってましたが素直に反応してくれて感無量！
潮が当たるかけ上がりではなく、それを避けるように潜む魚を狙いました
むしろそれでしか口を使わないパターン
狙い通りに獲ってもらえたので吠えてしましました！笑

【少しここで解説】

僕が何をやっていたかということを少し理解して欲しくて下手くそ（笑）な図にしてみました

図を見ていただければわかりやすいと思いますのでご説明を・・・
潮流が左から右に流れてるのに対してボート（船）は逆の方向、右から左に流されていますね
この時、魚は大抵、ボトム（底）の磯の流れの当たらない場所で磯を越えて流れてくるベイトを待ち伏せしたり
食べるチャンスを伺っていることが多いです
当然、魚の頭の向きは流れてくる方向を向くので図では左を向いています
そこにボート（船）を左に流すことで魚がタイラバを追いかけやすい状況を作っています
要は『魚の目線に入りやすい巻き上げ、フォール』を繰り返しているわけですね！
釣りは釣り人VS魚、ではありますがそういったシチュエーションを作り出すことが何よりも大切で僕の仕事
この図で少し理解を深めていただければ幸いです

しかしやはり潮が緩いのかサイズが選べない！＞＜
この時期のあるあるですがこれもまたタイラバのオモシロいところ

少し先には船団が出来ててディープやってましたが一切、絡むことなく
広々とした釣りを展開
オヤジの明陽丸もその船団に見えたので速攻電話

『どない？』→『あかんわ、ぜんぜん釣れん』

『そこ釣れんわ、こっちで今ナナマル獲ったから来たら？』→『行くわ』

明陽丸、到着後速攻釣るという・・・笑
あれにはビビリましたが流し方が鬼やな、と笑　さすがオヤジです笑

そして太陽も出て暑くなってきたのでこのタイミングしかない！と思い
思い切って水深20ｍの激シャローでモンスターハンティング！

やっぱり元気な個体はまだ居ます！

この子が釣れたということはどういうことか、これが理解出来たらマニアです！笑

そしていきなりヤマイさんのロッドが海面にぶっ刺さりました！

この日の為にフルチューブラーの『ワールドシャウラ』を持参されて挑んだヤマイさん
僕のレッドフリップMHに刺激された？のかわかりませんが
とにかく初めての鳴門巨鰤モンスターをねじ伏せていきます
この人は本当に釣りウマでフィネスな極細ラインで10㌔近い鰤相手に、
ここまで上手にいなす人はそうそう居ないですね
プレッシャーの掛け方と距離の詰め方を覚えればもっと短時間で捕獲できるようになります
しかしまぁこのワールドシャウラ、初めて見ましたがヤバすぎ・・・
動画観ていただければわかると思いますが巨鰤相手にガイドねじれてないし
最後の獲り込みのタイミングだけトップが横向いてるだけでなんというロッドなんですか王様！！