2023.01.20 釣果速報
19日(木)は前回のポイントが今後続くのか検証したかったので単独で出船
一人で集中したかったので誰も誘わず(笑)ただひたすらに検証することに徹しました
干満差がほとんど無いゆるやかな潮で大潮へと変化していく『アゲ』
この潮はタイラバでは結構難しく、しかも鳴門海峡は上下の潮が入れ替わるので
(瀬戸内へ流れ込む南からの潮流、瀬戸内から太平洋側へと流れ出す北の潮流)
この入れ替わるタイミングが最も重要(潮が緩むタイミング)
ただこの日は緩むタイミング(時間)が非常に短く、30分切るぐらいの速さ
しかも狙っている地形に対して左右からの潮アタリがまったくなく
苦戦するな。。。と思い普通のネクタイを落としてみると…
40㎝ちょいのちゃり子ちゃんがヒット
しかもフォール中のバイトでヘッドが先に着底した直後だったのでネクタイがまだ落下している『フォールの間』にバイト
この魚を獲ったのはソリッドティップのエバーグリーンスパリッドマスターL
ソリッドティップのロッドの中で最も信頼を置いている繊細且つ、めちゃくちゃパワーのあるロッド
もう秒殺でした笑
ヘッドはあい鯛ひよこちゃん 可愛いだけでなくチャートカラーでしっかり泳いでくれますし
年間通じてBoxの中から外れる事のない定番中の定番
これで居着いてる場所がだいたいわかったのでテンリュウレッドフリップMにチェンジ
もちろんビッグベイトで
出船前、明陽丸のお客様から『いつもブログ見てます』とお声がけいただきました
やはりビッグベイティングの質問が…笑
『本当に釣れるんですか?冬でもやるんですか?』など
早速既にセッティングしていたビッグベイトをお見せすると
『ホンマに巻くんや…』と笑
はい、ホンマに年間通じて巻いておりますよ!笑
そしてビッグベイトを投入して数回流していくと…
獲りました、極寒真冬のビッグベイト真鯛!ロクはあります
ハイリスクハイリターンの釣りですが、釣れれば個体は大きい
テンリュウレッドフリップRF642B-M/VDKにあい鯛シェルで
ここでビッグベイティング病、発症…
最後まで巻き続けて数回、アタリはあるものの乗らない><
フォール中に巨鰤を掛けて海面までリフトして最後、左手一本で8㌔オーバーのブリを固定、
(この際、重要なのは実はドラグ、親指でスプールをしっかり押さえこんでます
シャフトレスのスプールなので少々不安ですがダイワさんは問題ありません)
利き手でネットでランディングしようとした瞬間、これを見てビビったのか猛ダッシュの横走り…
指ドラグで瞬時に調整したのですが出したくない欲に駆られて逆に親指で強く抑え込むという…笑
結果ラインブレイク…魚とケンカしたらロクなことありません
タイラバタックルでの巨鰤セルフネットは本当に難しい。。。けど面白い!笑
それから今年一番と思える真鯛が水深50m付近でモゾモゾ…
これはモンスター感がハンパない!そう思い
反射的に思いっきり両手アワセ入れた瞬間『プチン!』
PEがトップガイド付近で切れました…
帰って来てテンリュウの松本さんに相談したところ、MHはスローテーパーで
Mはファーストテーパー、張りがティップまでピシっとしているのでPEは0.6号よりは0.8号ですね・・・
Mはチョンと合わせるだけでも貫通しますよ!とのことでした
というよりアタッた瞬間、自動でフッキングが完了している、というぐらいのピシっとした張りがありますからね
分ってはいるものの、とっさの条件反射でミスするという、なんともお粗末なアワセでした…
レッドフリップRF642B-M/VDKを使用してのビッグベイトでまだそこまで掛けていないので
MHとの使い分けでますますビッグベイティングの世界が広がります
ただ単に担げる号数やパワーのみでM、MHなどの表記ではなくそれぞれ性格の違うロッドなので
色んなタイプを使えば使うほど必然的にテクニックが上がるという、非常に面白い仕上がりになってます
こんなバスフィッシングの感覚で釣りが楽しめるロッドシリーズってまず、無いんじゃないかな?
ただ単に乗せたり掛けたりするだけでなく、ルアーフィッシングをしているという感覚が心の底から楽しめる、
クセになるレッドフリップシリーズです、といいますか、伝説のバスロッドを新たに再現したのがこの松本さん
そりゃそうなりますよね…
ちょっとジャンル違いになりますがぜひ一度観てください、とにかく熱量がハンパではないですから…汗
ただのこの動画を観れば、いかにレッドフリップも奥深く、繊細に作り込まれているか、またそれを製作する
スタッフさん達の熱量がいかに凄いのか、ご理解いただけると思います