2023.10.13 釣果速報
12日(木)のタイラバガイド釣果です
前回は残念ながら救急車で緊急搬送のシリガミサマこと福田さんが完全復活で
リベンジ色が濃いガイドでしたが、とにかく激シブでそうとう苦労することは間違いない…
と思って挑みました
毎年そうですが近所のコスモスが満開になる頃は超厳しくなるタイミング
これをどう乗り切るかがガイドの腕の見せ所です
朝イチ、かなーーり薄いだろうな、と思ってたポイントにプラン通りに入ると
ホー様降臨 正直、思ってたより海水温下がってないな…と認識
ハンマーヘッドシャークベイベーも海面に背びれを出して彷徨ってるのを確認、
更にはウミガメ様まで・・・・
ただ水温にアホみたいに敏感なお魚、真鯛様はいち早く動き出している模様です
数時間巻いてもノーフィッシュ…バイトはあるもののポルシェ(フグ)の猛攻><
数か所ラン&ガンしましたが全くの『無』
ここで腹をくくる決断
ゲスト様には非常に申し訳ないのですが浅場で200gでも余裕で吹っ飛ぶエリアで
最後まで粘り切ることに
正直、なかり悩みましたが激流下の体力のあるモンスターにのみ焦点を合わせました
風は8mほど吹く中、スーパードテラ、過去何度もこのドSな状況でモンスターを仕留めてきた
経験があるのでそのイメージを頼りに術式展開
超絶激流と化したラインで…
前回、鳴門激流アルティメットフォーム研修済みの赤松さんが
モンスターおかわり!!
前回同様『青物ですよね』とのことでした
(これではまだマスターとは呼べない笑)
テンリュウレッドフリップRF642B-L/VDNで爆流を制す
更に超絶MAXの激流で・・・・
2本目…これが欲しかった!!ピクシーが新スタイル確立!
『どうせ真鯛なんて中層まで浮かせりゃフックなんて外れても大丈夫なんでしょ!』釣法
爆引きのモンスター級の真鯛を中層でフックオフ…周りが残念がるも、本人が一番ケロッとしている
謎の光景 すると前方にヤバいサイズが『プカーーーン』とお腹から浮上
ここで赤松さんが
『なんやあれ!魚浮いてる!!』(小学生のようなハイテンションで叫ぶ笑)
あの態度、これが狙いだったのか!?
これは釣りというよりむしろ狩り!まさに真鯛の習性を知っているかの如く
そのクセ(浮袋にエアが入る)を利用しての究極の奥義でした
このエリア選択からの2本の良型は偶然ではなく必然、経験はチカラなり
やはり体力のある一握りのデカ真鯛は確実に『ある潮を好む』
人間がそれを嫌ってるようでは永遠に出会えない、まさにバイストンウェル(わかる人にはわかるでしょう笑)
リベンジャーズ福田さんもなんとかジブンのスタイルで真鯛捕獲
やや不慣れな激流攻めでしたが鬼アワセで仕留めました
福田さんの『具』
攻める魂、本気度が伺えるます
この後、福田さんが鬼の様な(恐らく年間通じて1回あるかないか)スーパーモンスターをフッキング!!
船上大慌てでポジションを変えながらかれこれ10分以上、ドラグが滑るはロッドは立てれないわで
怒り狂ったモンスターとの格闘を固唾を飲んで見守りました
あまりの爆引きでどうすることもできないシリガミサマに一瞬、手を出しかけましたが我慢><
経験した事のないスーパー激流直下でコイツを掛けたら後は裁きを待つだけ
その模様がこれ
完全に主導権を握られてます
グリップから何度も手が滑り、ドラグが完全崩壊、指ドラグを追加するも
まだ足りない…この方は今までロクマル級は仕留めてきましたが
それはスパイラル気味で本気の鳴門海峡では無かった状態での魚
誰しもがこうなる、と言っても全く過言では無く、過去何度も僕も経験してる
シャロー激流モンスターとの対峙
これがタイラバタックルの限界点(断言)、ここまで来るとジギングタックルでも持ってこないと
永遠に勝てない気がします
個人的にフィネスラインにこだわり続けてきた理由がこの魚と出会う確率を増やす為ですが
たぶん、理解できる人は極小人数だと思います・・・
ラストは完全なるフックオフ、ロッドワークのミス?か何か原因不明でしたが
非常に残念で惜しい、心に残る『名ファイト』でした
これで完全に福田さんは誰よりも一歩前進したと確信しています
まぁでもピクシーのセンスには驚愕してますけど笑
あとはロッドよ、お~ん笑