釣果速報

秋のタイラバ

2022.10.11 お役立ち情報

いっきに寒くなって魚もかなり戸惑って突き場所を探してウロウロするこの時期
ビッグベイティングも楽しいですがそれとは真逆のフィネスな釣りも織り交ぜていく
剛と柔のタイラバ

そのフィネスの釣りでもう何年も前から色々試行錯誤しているブツが…

いわゆるミミイカパターン

はっきり言って、この釣りは出しどころといいますか
出す場所がかなり限定的ですが当たれば爆発するという、諸刃の剣

とはいうものの、鳴門海峡でも古くから漁師さんたちのこの時期からのマストアイテム
チョクリ、なんかもどちからというとミミイカパターンの部類なんじゃないかな、と思ってます

荷物を縛るときなんかに使用するビニールナイロン製のサビキがチョクリ
枝も短く、きびきび動くのが特徴

チョクリと鯛サビキの違いは枝の長さはもちろん、ナイロン(ゴム)の部分のなびき方が全然違います
規則正しくキビキビ動かすのがチョクリ、ゆるフワな、漂う感じで動かすのが鯛サビキだと
個人的には思っていまして、ではこれをタイラバに置き換えたらどうなるか、ということが課題

ヘッドが上に来て、上下運動の時間が長いタイラバにとってネクタイをキビキビ動かすのは
はっきり言って至難の業
空中戦で中層を小刻みにシェイクして喰わす曲芸は魚探次第では可能、実際に何枚も仕留めてますが
あくまでベイトに依存度が高いので状況を選びます

そこでドテラや巻き上げでネクタイの部分がクイックに動くアイテムが

ダイワ鱒の華Ⅱ

管理釣り場をメインとしたエリアトラウト用のエッグ系ルアーです
フックもカン付きだと交換可能で僕はがまかつの伊勢尼10号に交換しています
ただ、何度もフック交換するとカンの部分が太いフックだとハンガーが開いて戻りにくくなるので
プライヤーで軽く閉めなおす必要があります(画像はデフォルトのマス針)
「こんなに簡単に作れるやん!」と思うかもしれませんが
僕も何十年もフライ用の毛バリをタイイングしてますのでいとも簡単に作れます
しかしこの鱒の華Ⅱの最大の特徴は『ヘッドに鉛が仕込まれている』という点
ここが最大の魅力
飛距離と底取りを意識したエリアトラウトのルアーだと思うんですがそれが僕が欲しかったギミック
つまり少しの動作でクイックに動くんです!軽くしゃくるだけでピンピン跳ねるように…
この鉛が入ってるのと入ってないのとでは雲泥の差の水中アクション
タイラバヘッドの動かし方は特殊になりますがヘッドの動きに追従してキビキビ跳ねるように動くイメージ
どうです?使いたくなりませんか?笑

これは引き出しのほんの一部ですがネクタイ無しでフックにプニイカだけをちょん掛けしてると思ってください
それがヒントです!フライフィッシングからタイラバへの応用、実はまだまだありますよ!